金沢 なるべく吸える喫茶店

吸えたら良いけれど吸えない時もあるから飲めたら満足です

タバコが出てくる映画『アマチュア』

2025年/アメリカ/英語/123分

あらすじ

スパイ映画史上最も地味な主人公、殺しは"アマチュア"のCIA分析官チャーリー。
妻の命を奪った国際テロ組織へのたった一人での復讐を決意する。
CIAすらも予測できない方法で、テロリストたちを追い詰めていく。だが、その裏には驚くべき陰謀が隠されていた ー。無謀で予測不能な復讐劇の驚くべき結末とは!?

冷静な頭脳か、暴走する狂気か ー
この"アマチュア"にあなたも騙される。

出典:『アマチュア』映画 20世紀スタジオ

www.20thcenturystudios.jp

煙草シーン

この項で想定しているのは、煙草を吸っている人物

しかし、この映画には吸っている人は出てこない

ならば、「煙草シーン」が無いのか?
といえば、主人公がインクワラインと呼ばれる協力者とイスタンブールのカフェで会うシーンでテーブルにある灰皿に吸い殻が見える。

また、ロシアの大ボスと対峙するシーンでもテーブル上に、灰皿らしき、煙草らしきものが置いてあるのが見える。

上記の意味で「煙草シーン」はある

煙草シーンの役割

金のかかったスパイ映画らしく、主人公は世界各国を渡り歩く
フランスに潜伏している際、欧米では未だ喫煙率は高いはずだが、喫煙者はいない

ロシアの港湾作業員も多く写るのだが、誰も吸っていない

喫煙シーンがあると配給や配信に制限がかかるのかも知れないが、いかにも吸っていそうな人々が煙草を吸っていない映画である

ベスト煙草シーン

トルコのイスタンブールのカフェでアウトフォーカス気味に写る吸い殻
ここで煙草吸っていた人が居たんだなぁ、ということは分かる

感想

「90歳の尼さんにも腕相撲で負ける男」
が、IQ170の頭脳で復讐を果たす。
それだけであった。

もちろん「それだけ」の「それ」に迫力やツイストや爽快感があればいいのである。
「それ」が私には感じられなかった。

頭脳で腕力をねじ伏せる
にしても、システムを操縦して、先にパー出して相手のグーを待つような闘い方が続くので、厄介。

 

ワンシーンで車に轢かれるカメラワークのトコだけ楽しかった。
全体的に驚きが薄いように思う。
善意の協力者が現れて、ソイツが死ぬ訳だが、ありきたりで、扱いが雑というか…

 

『ジョーカー』以来久しぶりにスクリーンで大陸袋(100均によくある赤白チェックの大袋)を観られたのは嬉しかった。


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主人公に協力するインクワラインの台詞

「人の暮らしは、音とリズムの連続」

だけは印象に残った。

 

手堅い映画で、観たことのある要素だけで作られており、その意味では安心して観られるが、私は安心感を求めに映画館に行くわけではない、ということを再確認した。

 

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