金沢市　喫茶店　長田亭 - 金沢なるべく吸える喫茶店

喉の渇きを癒したいとき、足の疲労が臨海に達したとき、しのつく雨をしのぎたいとき、買ったばかりの文庫本を開きたいとき、そして、紫煙をくゆらすひと時を過ごしたいとき。路傍に佇む喫茶店の門をくぐる。なるべくならば、煙草の似合う、そんな店がいい。

<本日のサ店>

長田亭

google MAP
所在地
営業時間
定休日
席数
電源
Wi-Fi
店内BGM
トイレ
喫煙の可否

ここより下は、当ブログ執筆者の身辺雑記をふんだんに含んだ、取るに足らないとしか言いようのない雑文雑記ですので、お店の基本データのみを知りたい方は、上記目次より各項目をクリックし、あなたが必要とする情報を摂取したのち、早々に離脱することをお勧めします。バイバイ！

金沢のいわゆる純喫茶は、結構閉まるのが早い。
まだ、数店しか巡っていないくせに何がわかるんだ。というふうに詰められたら、ぐうの音も出ない。けれど、正直言ってブログ書いてない店にも行ってるんです。
別にいいじゃないですか。
訪れても、書かないこともある。大体が、一服したくて喫茶店に入って、メニュー撮影したり、店内撮ったり、したくない時もある。それのが多い。むしろ多いよ。
ブログ気分の時と、非ブログ気分の時と、そういう単純な二元論でもない。
やっぱり、ブログ書くために喫茶店入店するんは、緊張感ありますよ。
書くことが、ひとかけらも見つけられないのではないか。と、常に思う。
各店舗自体には、なんの非もない。私の筆力と感受性の問題。
だからこそ、データ系ね。写真とかね。キッチリ撮るようにしてるのですよ。

って、今記事のメニューの画像はなんなんですか？
メニューとか、天井のライトに反射しちゃって、読めない。
何をやっているのか。辞めちまえよ。ホントだよ。

これから、ますますの緊張感を携えて、慎重さと繊細さと愛しさと切なさと心強さと部屋とYシャツと私。

恋しさとせつなさと心強さと 2023(SG)

部屋とYシャツと私～あれから～　

夕方頃に閉店する喫茶店が多いなかで、二部制ではあるが、22時あたりまで営業してくれ、金沢駅からも徒歩圏内に「喫茶館長田亭」はあります。

入口扉を開けると左側は、カウンター席。
右手にテーブル席。
椅子はビロード張り。少しくたびれてはいるが、軋むクッションもまた、喫茶感を高めてくれる。カウンターも本格的な造りのようだが、そこには行けない。今回は、テーブル席で。一粒で二度オイシックス、とかない。一期一会。

ベリーショートでチャキチャキ系の、汀夏子似のマダムに、抹茶ミルクを所望。

通路には、石油ストーブ。
そして、テーブル脇を覗くと、コンセント発見。

これは、抹茶ミルクを持ってきてもらう時に、電源を借りられるか聞いてみねばならない。しかし、実際、とくに電源を借りる必要性は、個人的には今ない。そもそも、コンセントにぶっ刺すモノがない。しかし、電源が借りられるかどうか？は、後学に寄せるべき貴重な情報。ここは、意を決して聞かねばならない。
本当は、電源など借りたくないのに、そして、何も通電させないのに、電源を借りられるかどうか聞かなければならない局面が私の人生に訪れようとしている。
しかも、実際は「電源を借りる」のではなく、「電気を頂く」のである。
ほぼ、盗み。

抹茶ミルクを手にやってきたマダムに、絞り出すような声で尋ねる。

「すいません。携帯充電したいんで、コンセント借りてもいいですか？」

「ああ、どうぞ〜」

あっさりと了承を得られた。
電気を欲するのに、「携帯充電したいんで」とか、こまっしゃくれた註釈を挟み込むあたりが、検非違使根性というか、説教強盗みたいで忌々しい。やなヤツやなヤツ！

抹茶ミルクが目の前にあり、その隣には灰皿がある。
そう、長田亭は

喫煙可