なるべく吸える喫茶店
という名のコチラはブログでありますが、通常の絶賛営業中店舗回遊に加えて、
もう無い喫茶店
というかつて営業していた店舗を探すエントリーもやっておる訳ですが、さらに加えて
もうすぐ再開する喫茶店
というカテゴリーを新たに設置する運びとなりました。
休業からの、閉店
という悲劇的な事態を目の当たりにする例もあるのですが、それはあまりに寂しすぎる。
かねてからのコロナ禍に見舞われた飲食業界で、悲劇が綴られることが増えたとは思われます。
しかし、「休業中」という切ない貼り紙が剥がされ、再開、営業再開が期待できる喫茶店をご紹介しようと存じます。
なんか、『百日後に死ぬワニ』みたいなタイトルになっていますが、喫茶店は死なない。百日後に死んだりしない。高らかに再開を宣言する。
そう期待します。
飲ませろ、吸わせろ。
お願いします。
コチラは、金沢大学附属病院にほど近い
「リリー」
大病院の至近には定食屋や、喫茶店の密集地帯である、というのが定説。
ですが、ここいらも現役店舗が減少しているように見えます。
金沢大学附属病院内には、レストランもあるし、しかもなんと
タリーズコーヒー
がおいでます。
タリーズコーヒーはもちろん素晴らしい。
しかし、私は同じ時間を過ごすなら、同じような一杯を飲すなら、個性的な喫茶店に行きたい。なるべく。
「リリー」
は、看板も青も鮮やかに営業してくれていると目論んで訪れてみたのですが、
入口扉には貼り紙が、
私が訪問したのは、2025年4月17日
まさかの、3日前に臨時休業開始。
「店主の膝関節痛等回復療養のため」
がその理由。
膝関節痛の回復がいつ果たされるのか? は、不明だが、気になるのは
「店主の膝関節痛等回復療養のため」
「等」の部分である。
膝関節痛が完治したとしても、「膝関節痛等」となると、腰も足首も腕もなんらか痛めておられるかも知れない。
膝を庇うことで、腰の爆弾が破裂するという事態を危惧する。
ただ、貼り紙下部の、
「営業再開 膝関節痛等回復次第お知らせ予定」
との書き方に、店主の前向きなユーモアをそこはかとなく感じるのは私だけだろうか。
「ちょっと待ってて、すぐ戻ってくるよ!」
という暗意を受け取った。
膝とか辛そう、ウチの母さんも膝痛くって、長時間歩けないとよくこぼしている。
私は、まだ足腰は壮健なので、ややもすると母親を置いてけぼりにしてスタスタ先を歩いてしまうのだが、今日からは、ゆっくり一緒に歩きます。すみませんでした。
なので、「リリー」の店主さんも、膝良くなったらまたコーヒー淹れてくださいね。
皿の上げ下げとか、客に任せてください。
どうぞ、お早い回復、営業再開をお祈りしております。
最後に、リーガルリリー『僕のリリー』を捧げまして、この項を終えます。
君に会いたいな
君に会いたいわ
君に会いたいぜリリー
ぼくのリリー
リーガルリリー
作詞:たかはしほのか
作曲:たかはしほのか
また来ます!
今度は入りたい
「COFFEE ROOM リリー」